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中世へタイムトリップの町で、元貴族の館に泊まる ーヒホンからサンティリャーナ・デル・マールへ その3ー

2010年11月14日 14:38

海沿い?とかの疑問は置いといて、こりゃー人気なのも当たり前。正に中世がそのままのサンティリャーナ・デル・マールの町へ、長い道のり、そして様々な見所を経て、ようやくの到着です。

大型バスが何台も乗り付けて、町の入り口にある駐車場から大勢に観光客が群れを成して歩いています。これぞ観光地ということで、田舎回りが主体の私達には珍しく、今日はカンガス・デ・オニス、コパトンガとともに、人波に紛れることとなりました。
が、望みもせぬまま、かみさんから風菌をしこまたもらった私は、もはや限界。
宿にチェックインするや、ベッドでお休み~。鼻水ずるずるで、のどはいがらっぽく、いささか熱っぽい。そして、兎も角もだるーくて、とても観光の為の町歩きなど無理。
人にあげれば自分は元気と、まだ本調子とまではいかずともそれなりのかみさん、そして義理の母を見送って一眠りすることとしました。そりゃー、ここまで来て寝ていてもと、一緒に行きたい気持ちもありましたが、もはや身体がついていけません。風邪薬を飲み、大人しくいい子にしてるしかありませんでした。
それにしても、元貴族の館。それも入り口の真上、バルコニーまで付いた一等の部屋ですから、風情はあるし広々としてるし。そんな部屋で一人、ふーふーと熱にうなされながら寝ているなんて。はるばる旅してきて、そりゃーないよね。
とまあ、思っているまに眠気に襲われ.....

時間の経つことしばし。戻って来た二人が賑やかに報告してくれます。
「すごいよー。」「最高だよー。」「もうねえ、本当に昔のままなの。◯◯が××で....(云々、かんぬん)」
一眠りして、まあ微熱程度だったのでそれも治まり、私も何とか見に行こうという気力が戻りました。
と、いうことで、改めて3人で観光へと繰り出します。

石畳の道を歩けば、両側には気骨組みの、正しく中世の建物が並んでいます。
この街だけが外とは隔たった別世界で、古い建物や水飲み場などがそのまま。石造りの建物で、ちょっと立派だなと思うと、その石壁にはやはり石で彫られたコート・オブ・アームズが。その昔は、その紋章をもった貴族が住んでいたわけでしょう。
そうかと思うと、木製のバルコニーが付いていたり。しゃれた木枠の窓や、柱にも彫刻が施されていて、かつては栄えた街の面影を感じさせます。いつの時代も、そんな飾りで華やかな建物が建てられるのは、その持ち主がそれなりの金持ちであればこそでしょう。そして住人に金があるのは、街自体が発展していればなのですから。

サンティリャーナの貴族の館

↑石造りの建物は外見は質素ですが、言ってみれば良い面構え。そこに一族の誇りを込めた紋章とくれば、時代は違えども家を構えればそれは一国一城の主。

サンティリャーナの水飲み場

↑水飲み場もその昔のまま。どんな動物がその当時、そこで水を飲んだのでしょうか?貴族が乗った馬もいたでしょうが、犬や猫もかな。まあ、牛や兎はそこには来なかったと思いますが。で、人も同じ水を使っていた、そんな時代だっかのかと。

ひとしきり見学し、宿に戻って一休み。何しろ、まだ本調子ではありませんから。
それに、今日は宿そのものが楽しみ。ここもパラドールのひとつですが、旅の計画を立て、宿を予約する時からずっと期待していたのですが、その期待に違わずでしかたら。
広い玄関ホール、幅広い階段や梁も立派な天井等、いずれも重厚な造りです。年代を経た木はそれ自体に味わいがあり、建物全体に歴史を刻んで来た重みが漂っています。壁にはタペストリーやいわくありげな絵が飾られ、それがこの館のこれまでの歩みを語っているのでしょう。そこまでの歴史は解りませんが、まずは館に住んだ一族の肖像といったところです。
私達の部屋は正面玄関のすぐ上、2階に位置していましたが、勿論のこと通りに面にしていました。なので、そのバルコニーに出れば、まるで群衆に手を振る皇族よろしくで、道行く人々が見上げます。恥ずかしい思いと、いいだろーと自慢する気持ちが相半ばながら、しっかりと手を振って記念撮影をしました。

パラドールの内装

↑そとから見ると古ーい中世の建物も、勿論のことは中は改装されて美しい、そして現代的な要素を取り入れた造りです。でも、柱や天井がそのままなので、風情があります。

パラドールのバルコニーにて

↑日も少し傾き始めてからの撮影で、観光客も引けました。その前にも写真を撮りましたが、その時は下から大勢に見上げられて、皇族ごっこで手を振るのもはにかみながらでした。バルコニーは街を、道行く人を眺める為のものだったというのが、実に納得出来ましたが。

そして、待ちに待った夕食の時間と相成ります。
食べましたーーーーーーー。腹一杯、最後は詰め込むようにして。いささか持て余し気味のメンバーもいましたが、堪能しました。
デル・マール=海辺の、という待ちの名とは異なり、海からは何キロも陸に入ってはいるものの、海が近いことに変わりはありません。食事は海のものが主体。それにリオハのワイン、そしてこの日はデザートも
一品ずつ出される食事は、慣れないうちは随分と長く感じ、時には時間を持て余したものです。が、このスペインもですが、それ以上にゆっくりと食事を摂るイタリアなんぞで、お昼から2時間も当たり前の食生活を伴う旅をしてきたので、今やそれも違和感なし。
日本での仕事の日々に、ランチは皆と一緒のペースで摂れなくなるのでは?と不安になりつつも、ゆっくりと、そしてしっかりといだだきました。おかげでお腹は一杯で膨れ上がり、顔は真っ赤。昼間の熱っぽい顔とは全く別の要因の赤ら顔で、部屋へと引き上げました。
いやー幸せだ。シャワーを浴びるのがおっくうだな、それだけが目下の悩みだなんて。

ワインとオードブル

↑地域的に近いということもありますが、スペインと言えばワインはやはりリオハでしょうか。旅先ではその地のものをいただくのを基本としていますが、地産地消が何より一番。新鮮さ、そして気候に合ったものということです。

ブロシュケッタ

↑見た目以上にボリュームがありました。甲殻類に目がない私に海老は何よりですが、烏賊もなかなかのもの。胃拡張気味になっても平らげます。

サンティリャーナのデザート

↑デザートは3人がそれぞれに好みの物をいただきました。そのうちの一品がこれですが、胡桃はイメージとしてはアラブ?トルコ料理やそのお隣のギリシアなんかでも良く出て来るような。スペインの歴史からすれば、なるほどの食材でしょうか。
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