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たまには連泊~エル・カミーノの中間点、ブルゴスもバール天国~

2010年07月22日 15:33

旅の6日目の宿泊地はブルゴス。エル・カミーノを辿る巡礼路において、スペイン国内の部分でいえば、ちょうど目的地のサンチャゴ・デ・コンポステーラまで半分といったところでしょうか。毎日移動を続ける旅も疲れるので、ここらで連泊としました。

ブルゴスはかつての中世の時代にあってはレオン公国の首都であったこともありますが、なんといっても有名なのは大聖堂です。外観を飾る装飾は細部まで凝った作りで、とても絵になります。勿論のこと巨大な建物なのですが、場合によってはそのあまりの大きさ故にのっべりした感じとなってしまうこともある世界各地の大聖堂の中にあっても、ここブルゴスの大聖堂はその美しさにおいて文句なしに上位にランクされる代物です。
東から車でやってくる場合は、高速A1号線を使いますが、高速はブルゴスの市街地の南側へと回り込みます。ブルゴスはアリアンツオン河(Rio Arianzon)を挟んでその南北に広がるところ、旧市街の見所を含む中心部は河の北側にあります。高速は河も越えて市の南側へ行ってしまいしまいますので、市の中心部へ行き易いようにするには、その前に高速から降りることです。
高速を降りて国道N1号線を辿れば、そのまま河の北岸へと達します。向かう先の市の中心部は市街地の最も西よりに位置しますが、ここまで来ればもうすぐそこです。但し、大聖堂もあって観光名所が集まる旧市街に、一般車は入れません。河の北岸沿いに少し走り、中心部の手前で右折して河から離れると、その少し先に大きな地下駐車場がありますので、そこを使うこととなります。あとは歩いても10分まではかかりません。
私達は旧市街のホテルを予約しており、荷物を降ろす目的での一時的な進入は認められるとのことで、ホテルの目の前まで車で行きました。進入禁止といっても、工事現場でよく見かける折りたたみ式のものを道路の真ん中に据えただけなので(万国共通という感じで、黄色かオレンジでした)、歩道に半分乗り上げるものの、それを避けて車で入って行くことが出来ます。もっとも、荷物を下ろす間だけなので、用事が済んだら退散し、やはり件の地下駐車場に車を停めることとなります。
駐車料金ですが、宿泊先のホテルから割引券はもらえますが、それなりの駐車代金を払うこととなります。とはいえ、日本と比べればずっと安いのと、ホテル自体の宿泊料金が3人部屋でEUR76.00に税金が7%で、一人当たりは僅かに27ユーロ強と、当時の為替レートである140円で換算しても3,800円位のものでしたから、これなら駐車料金を取られてともいいかと思えました。

肝心のブルゴス観光は、大聖堂とその近くはしっかりと見て回りましたが、連日の長距離運転ですっかり弱ってしまったかみさんがいささか怠いと言い出して、丘の上の要塞などはパス。結構近くまでは登ったのですが、市街地をそれなりに見下ろせる所まで行った時点で、もうこれで満足というかみさんの弱々しいしゃべりに私も義理の母も、だらしないねーという以上に強くは言えず、宿に引き上げました。
結構、観光に関してはいざとなるとあっさりとしたものなのですよ、私達の場合は。

ブルゴス大聖堂

↑ブルゴスの大聖堂は大き過ぎて全部は写真に入りきらない。ピレネー山中の小さなお堂との何たる違い!

犬もホタテ

↑巡礼者の人が連れていた犬は立派な巡礼犬。首から巡礼の印、ホタテが吊り下がっているのが解るかな?

その分、食べる方は手を抜かないぞと、お昼をしっかりと食べたので軽くでいいよと言いつつ、バールへと繰り出しました。最初はとても入り辛かったバールも、一度入ってしまえば味をしめ、ここブルゴスでは最初からバール狙い。これはもう、ログローニョで私達にバールを勧めてくれたおじさん二人組に、心の底から感謝せずにはおれません。
バールにはそれぞれの特徴というか、専門性があることは前にも書きましたが、ここブルゴスではそのことがとても良く実感出来ました。大聖堂の東側では、どこの通りもその両側にお店が並んでいます。ブティックやおしゃれ小物の店、土産物屋に旅行用品店など、様々なお店が並ぶ中でも、川沿いから入って2本目・3本目辺りの通りにはバールが目立ちました。
幾つものバールがある中から、私達がまず入ったのはムール貝専門のバールです。他の料理が無いわけではありませんが、色んな種類のムール貝の料理があり、それを皆さんパクパク食べては殻を足下に...って、そこはカウンターの下ですが浅い溝になっていて殻はそこに捨てるものなのです。既に先客により埋まりつつある溝へ、殻の山へと私達もポイポイと投げ捨ててきました。
お店によって出す料理が違う。お店毎の得意料理がある。となれば、バールはハシゴするものと当然に相成りまして、私達も地元の人達の例に習って何軒が行かせていただきました。ジャガイモ料理は実に後を引き、それはもう病み付きになるお味でした。ムール貝の時もそうでしたが、同じ料理でも大盛り・普通盛り・小盛りから選べるので、もうちょっと欲しいなという時なども便利です。また、じゃがいも料理がそうでしたが、お持ち帰りもあったりします。

ブルゴスでムール貝

ブルゴスでじゃがいも

ブルゴスでうなぎ

↑ブルゴスのバールで堪能した品々。ムール貝は色んな味のものがあり、どれにするか迷っていたら隣のおじさん達 が試してみろと、いくつか食べさせてくれました。真ん中のじゃがいも料理は思わずもう一皿!と叫びたくなる  後を引くお味でした。下はウナギ。写真で見るだけでもその美味しさが解ろうというものではないですか。
 頼む、日本でも誰かバールをやってこんな料理を出しておくれ。


内陸部に位置するブルゴスの街ですが、ムール貝だけでなく海のものがそれはもう豊富でした。勿論のことチーズやハム、そして野菜などの土地のものも沢山あります。それだけに、バールで出される料理の種類も多岐に渡ります。胃が丈夫で夜に強ければ相当に楽しめますが、スペイン人ほどの大食漢でもなければ宵っ張りでもない私達は、彼らからすればこれからという夜の9時を前にしてホテルへと引き上げるのでした。だって、ビールとワインですっかり酔ってしまったし。
まあ、ブルゴスはもう一泊ありますから。
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