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洞窟探検~アン・シュール・レッスにて~

2009年08月28日 23:27

旅行6日目。朝食は宿のご主人の好意もあって、通常より30分程、早くに摂りました。
というのも、この日はアン・シュール・レッスにある鍾乳洞を見る予定で、朝一番のガイド付ツアーに絶対に間に合うようにしたかったからです。

しかし、結果からしますと、そこまでしなくてもではありました。
宿から洞窟までの車での所要時間もかなり余裕をみましたが、人気の観光地なので早くに行って順番を確保しないと、との考えもありました。ところが、車もまばらな道を快調に進み、着いてみれば券売所もまだ開くまでにはかなり時間がありました。
どうしても日本を基準にしてしまうのがいけないようです。
渋滞も信号待ちも無いヨーロッパの田舎では、ほとんど制限速度そのもので走れるというのが、再びの結論となりました。そうです。これ迄だって何度か経験しているので、再びなのです。
但し、速度オーバーの取り締まりもそれ相当にやってますので、その点はどうぞご注意を(丁度、この日、目にしました)。
また、余程の場所でない限り順番待ちで列を成すというのは稀ということです。これまでに順番待ちの列を目にしたのは、考えてみればベネチアのサンマルコ教会とフィレンツェのウフィッツィー美術館くらいのものだったのですから(ちなみに行列は目にしただけで私達は並んでいませんが、その秘密?はまたの機会に)。
それなのに..... 心配性に過ぎるのも良くないものです。

ちなみに、アン・シュール・レッスは、ミシュランの観光ガイドに載るベルギーの観光地では、唯一の三ツ星とのことですが、それでこれならば、まずもってベルギーで順番待ちの恐れは無いでしょうね。少なくとも、夏のバカンスのように観光客が溢れる季節を除けば。
それにしても、洞窟だけではなく、動物園や古い時代の発掘物の展示館など、アン・シュール・レッスは街全体がいわば1つのアミューズメント施設のようなもので、特に小さなお子さんと家族で訪れるには最適でしょう。
私達が訪れた日も、平日ですから課外授業なのでしょうが小学生の団体が来ており、何処の国でも同じ賑やか過ぎる黄色い声が。洞窟探検は彼らと一緒になりました。
私達は行きませんでしたが、動物園の方にも、こちらは体格からして中学生かと思われましたが、やはり団体が。

さーて、お待ちかねの洞窟探検で(何しろ早くに着き過ぎたので、かなり待ちましたから)、ようやく9時半になりチケット売り場が開きました。
私達は洞窟探検のみの券を買いましたが、複数のアトラクションを組み合わせたものが何種類かあるので、そんなセットの券ならば、それこそ一日中でも遊べることでしょう。
洞窟に関しては、迷子でも出たら大変ですから当然なのでしょうが、ガイド付きのツアーでのみの見学となり、時間が決まっているので、それに合わせて予定を組むのが基本と言えましょう。
導かれて、チケット売り場とお土産屋を兼ねた建物の外へと出ると、小さな汽車が待っています。洞窟の入口へは、5分ほどの汽車の旅で、途中、洞窟から流れ出て来る川を右手に、反対側には動物園の一部を見ながらゆっくりと進んでいきます。

アンシュールレッス

↑小さな機関車が引っ張る汽車で洞窟の入口へ。手前の無蓋車がお勧め。

入口に着くと、ここはベルギーなんだなと改めて思うことが。それは、ガイドがフランス語とオランダ語に分かれていたことで、ワロン地方自体はフランス語圏ながら、公用語となっている両方のガイドが用意されているのでした。
小学生の団体は地元なのでしょう、フランス語組で、私達もふと気が付くといつの間にかそちらへと誘導されたのですが.....
その訳はすぐに解りました。フランス語のガイドさんは、日本に旅行したことがあるそうで、ほんの片言ながも日本語が話せる人なうえに、英語は得意なようで、要所要所では私達だけに英語での説明をしてくれました。
それも、日本語の説明文が用意されていて、ポイント毎に付された番号の箇所を読めば、大方のところは解るようになっていました。そのうえで、親切なガイドさんは常に私達を列の先頭の彼の近くにして、英語で更に補足してくたのです。
いきなり英語で話されても厳しかったでしょうが、日本語で基本的なことや、その場の話の対象が掴めていると、随分と解り易くて助かりました。

洞窟自体について言いますと、規模は相当に大きいものであるうえに、地下三層までの深さがあって、その浸食具合と水との関係は興味深いものでした。中には結構な水量の流れもあって、それが最終的には川となって洞窟から流れ出ていきます。
ガイドブックでは、その流れに乗って船で出るとなっていましたが、今はもうやっていないとのことで、それは木で組んだ船の乗り場の腐食が進んで危ない、と説明されたように思います。私は、その昔の子供時代に読んだ冒険小説で、船で地下洞窟から脱出するというのがあったのを覚えていて、ちょっと楽しみしていたので残念でした(確か、その本の題名はロストワールドだったかと記憶していますが)。

その後、ロッシュホールの修道院を訪れましたが、ここの修道院は一般には公開されていなくて、結構、大規模にビール醸造をしていているだけに、建物の中にはその施設の一部が覗いていますが、あくまでもそれだけ。それが本来の修道院というものかもしれませんが、ちょっと残念。
その分、私達は同名の街のレストランで、いかにもアルデンヌといった料理を楽しみました。ロッシュホールのビールは、先日、既にナミュールで味わっていましたので、それとはまた別のこの地域のものをいただきました。

子イノシシ

↑鴨の修道院風。一般公開されてはいませんが、修道院の名前を冠する街ですから。

生ハムとラクレット

↑生ハムはアルデンヌの特産品。チーズも各種あって、このようにラクレットでいただくのもおつなもの。

更に、ラボーサンタンヌ城と本の街リュデュに寄って、宿泊地であるブーヨンに向かいます。
うーん、ただね。やっぱり中途半端だったりするのですよ。
お城は狩猟博物館と中世生活津博物館と銘打っていて、展示物はそれなりです。が、雑多な感じで解説も一応付けました程度。
本の街はといえば、思った程に本屋が建ち並ぶわけではなし。それに、どの本屋もそれほどの品揃えでもないというか、今一つ特徴なく、分類も定かでないままに本が並べられていたりして。
道路地図を買う時にいつも思わされる、日本の本屋の品数・在庫の凄さをまたもや感じさせられた次第でした。
それでも、田舎巡りは楽しいものです。旅の目的がのんびりすることならば。何しろ、どちらも観光客は実にまばらなものでしたから。

ブーヨンに関しては次回に譲るとして、最後にひとつ。
アン・シュール・レッスは家族連れに最適と書きましたが、付近にはユーロスペースセンターもあります。また、片言でも言葉が通じないと大変かもしれませんが、ローマンキャンプなども楽しそうです。訪れる目的によっては、結構いい地域と言えます。
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