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街角のビール醸造所

2009年08月17日 22:26

旅の三日目は、再びブリュッセルを巡ります。

本日もまた一点豪華主義で、南駅の近くのカンティヨン醸造所を尋ねました。
これがまた、なんとも目立たない存在でした。地図にある通りに見事、一発で辿り着き、醸造所はこの先という看板に従って進んでも。何処よ?
と、まるで農家の大きな納屋のような、木の扉。そこの潜り戸の脇に、とてもちっちゃな張り紙が。これはもう目の前に行くまで解りはしません。だもんで、我ら三匹が入った直後、若い外人のお兄さんが、大きく開いた資材搬入口から飛びこんできて、入口はこっちだよと怒られてました。

見学は、案内の紙を渡されて、自分達で番号順に見て行きます。
でもご心配なく、ちゃんと日本語のものがありました。醸造の行程を追って、ビールの仕込みから発酵、濾過、二次発酵、ビール同士やフルーツ果汁等とのブレンディング、そして瓶詰めとラベル張り、と進みます。

カンティヨン

↑樽の中で寝かされて二次発酵。まるでワインのような。

日本でも最近は地ビールが流行ですが、規模からするとやや大規模な地ビール工場といったところでしょうか。発酵や濾過、そしてボトリングなど、機械は使われていますがどれもがそう大きなものではありません。
ラベル張りなどは手作業で、いわば家内制手工業の延長線上といった趣きです。実際、見学中もラベル張りの手を止めないでいたのは、オーナーの娘さんとその旦那さんでした。
ですから、工場といっても、ちょっと大きな体育館といった程度の大きさ。なにしろ、ブリュッセル近郊でしか作れない、その土地に息づく酵母の力をかりた自然発酵のビール。そうランビックと呼ばれるビールの醸造所なのですから。大規模なメーカーと違って、自然の力により、それを人が経験でコントロールするとなると、自ずとその規模も決まってこようというものでしょう。
素晴らしいのは、そのような醸造所がベルギーの各所にあり、きちんとその経営が成り立っているということです。多様な味が楽しめる、画一的な規模だけが追求されるわけではない世界。それでこそ潤いがあるというものです。

見学の後のお楽しみは試飲です。自然発酵の基本的なビールと、それに果汁をブレンドとしたものと、二種類を飲ませてくれます。独特の味なので、好みが分かれることもあるでしょうが、幾つもの種類がある果汁ブレンドの中からは、きっとそれぞれの方のお好みを見出すことが出来ることと思います。
すっかり気分が良くなった私達は、お土産に醸造所のロゴ入りのTシャツ、それとコースターのセットを購入しました。ビール毎にあるコースターとグラス、両方を揃えることまでは難しいかもしれませんが、コースターだけでもビールの味がきっとUPすること請け合いです。

ゆっくりと見て回り、ビールの試飲を楽しめば、もうお昼です。市の中心部へと歩いて引き上げる途中で、では昼食をば。
この日は、ベルギー人の大食漢ぶりをまざまざと知らされました。なんとボリュームの多いこと。それはまあ、以前に比べれば胃も小さくなったでしょうが、決して小食とは自分も回りの友人達も思いはしない私なのに。そしてまだまだ瞬発力のある胃の持ち主の家内なのに。

ちょんまげの時のビール

↑リンデマンスのクリークはアルコール4%でお昼にはうってつけ。それと、たまには一般的なピルスナータイプのステラ・アルトワ。

ちょんまげ

↑真ん中が何しろボリューム満点でした。マッシュポテトの山の上に巨大なソーセージ。家内はちょんまげと命名しました。

お腹が一杯になると、それでなくとも貪欲とは程遠いもので、もう何を見るでもなく、次の街であるナミュールへの移動に。もうブリュッセルは引き上げです。
それがまた、引き続き暑くて、すっかりげんなりでもありましたので。なにしろ、テラスで食事が楽しいなとは言ってはおれず、そそくさと建物の中へ入ってお昼を食べたくらいですから。

この日は電車でナミュールへ、そしてそこで泊まりです。ナミュールのお話は、次回、纏めてお伝えします。
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