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文化財は世界の宝、スクロベー二礼拝堂 in パドバ

2016年01月03日 15:15

ご存知の通り、イタリアは世界遺産の数で世界1!

近年、日本も観光産業に力を入れ、世界各国からの旅行者が激増。
その源には、日本食や日本独特の文化があるわけですが、神社仏閣や藁葺きの
伝統建築など、実際に世界遺産ともなっているものをはじめとする、目に真っ
直ぐに飛び込むものの存在は大切でしょう。旅行の計画を組む時、あるいは
それ以前に、あーここに行きたい、見てみたいと思わせる映像。視覚効果は
絶大ですから。

ヴェネチア駅
↑パドバへはヴェネチアから電車にて。ローカル線の乗り場は外。いかにも
田舎度の雰囲気もいいもんですな。


今回、取り上げるスクロベーニ礼拝堂は、その点、建物自体よりもその装飾、
ジョットの手になるフレスコ画で有名ですが、偉大な建築とは時としてその
内側の装飾(壁画、祭壇、木像など)と一体というもの。
フレスコ画は13世紀末にフィレンツェにてジョットが採用してから広まった
ようですから、当時として革新的。それが建物の内面全体に、聖書にまつわる
題材を連作よろしく書き連ねたのですから、これまでに無い艶やかさと荘厳さ
と言えたことでしょう。技法自体は他の人が生み出したとしても、それをこれ
だけの規模で用いたのが初めてなら、これこそがフレスコ画の最初の一大
モニュメント。
そんな時、いつも思うのは、作者の苦労以上に財政的なこと。
スペイン旅行について書いた際、王家が壮麗な宮殿や教会などを建てまくり、
何度も国家財政を破綻に至らしめたことに触れましたが、当時の人々にとって
は重税と無駄使いは恨みの種でしかなかったことかと。
しかし、それが文化的な遺産として、後世の今の人々にとっては、観光客を
大勢呼び込む有り難い存在となっているわけで。
まあ、この礼拝堂の場合は富豪が個人的に建てたものですから、恨みは買わ
なかったかな?いえ、実際にはその富豪の儲けの種にされたり、潰された
ライバルもいたことでしょうから、そうも言い切れないかも。何しろ、一族の
魂の救済を求めて建てたそうですから、結構、悪どいことをしてて、自責の
念があった可能性だって。
と、事実不明の話は良いとして、こちらの礼拝堂は温度・湿度は完全管理。
ガラスで仕切った密閉空間、一度に入れる人数には制限、従って事前予約が
欠かせない。それ位しないと、痛んだら修復という手もあるかもしれませんが、
オリジナリティーを守りきるにはというものでしょう。
その予約ですが、便利な世の中になったもの。ネットで予約が取れるので、
世界の何処に住んでいても問題なし。世界の共通語はやはり英語。イタリア語
だとさすがにちょっと.....ですが、一応、英語なら。

で、ちゃんと予約受付しましたよの返事をもらいながらも、元が古いアナログ
人間なので不安な気持ちが決してゼロではない。それは口に出さずに、雨の
パドバへ。
ところで、パトバですが、ベネチアからは車で回ろうと考えたものの、結果は
電車でとなりました。原因はレンタカー。
オートマ車が取れず、レンタカーの使用開始日を一日、遅らせざるを得ない結果
となったのです。イタリアは、車を運転するのは男。男ならマニュアル車を乗り
こなせ!! てな国なんですね。
で、ベネチアのサンタ・ルチア駅から電車でパドバ往復。時間的には短いもので
すし、ベネチアは魅惑的な街でゆっくり過ごす価値ありですから、まあ良かろう
と思えました。それに、車ですと自在に動けるし荷物はトランクに入れれば良い
ので楽ですが、電車の旅もおつなもの。
ヨーロッパでは日本のような満員電車は、都会の地下鉄ならいざ知らず、都市間
の移動ではまずもってありません。コンパートメントで他のお客も居なければ
貸切個室になります。そうでなくとも二階建て列車も多いので、上の席から景色
を楽しんでの移動はなんだか優雅で、旅行気分が一層盛り上がります。

さて、当日のパドバはあいにくの雨。
スクロベーニ礼拝堂前には、予約時間を待つのにおあつらえ向きというより、
そんな観光客を当て込んだカフェがあり、暖かい飲み物なんぞをいただいて順番
まで今しばし。
街の一般的なカフェよりモダンな感じ、値段は少し高めかな。それでもイタリア
のカフェなら気軽に美味しい飲み物がいただけます。何しろ、コーヒー一杯が
1ユーロもしないのが一般的ですから(もっとも、でしたからと過去形にすべき
今日この頃のようではありますが)。
また、そのような時間は、これから目に出来る素晴らしいものへの気持ちを高める
にも良いでしょう。映画なんでも予告編を見てワクワク感が一層増したりするもの
ですが、その点ディズニーランドの演出は上手だなと思ったりもして。

パドバにはイタリアで二番目に古い大学やサンタ・アントーニオ教会、そして
色んな街にありますが、ここにもある大聖堂など、他にも見所があります。
ベネチアからのエクスカレーションに最適な立地ですから、レンタカー派では
無い方にもお勧めです。

パドヴァ大学
↑ちょうどパドバ大学では卒業式。どこの国でも学生は賑やか。いや、五月蝿い。
けど、ここはイタリア。それも、まっいいっか。



それにしても、文化財は人類の宝。大切にしなければと思う時、何だって
パルミラ遺跡を破壊するんだISは、と思うのは私ばかりでは無いことでしょう。
宗教に関してはあまりとやかく言わない方が良いのかもしれませんが、偶像
崇拝は許されないとか、なんだか寛容さに欠けませんかね。八百万の神という
言葉からすれば、あまり何かに拘りすぎたり、他者を排斥するようなことは
取り敢えず止めませんかと、本当に思います。
第一、大事な観光資源ですよ。偉そうな精神論からではなく、実利としても
破壊なんかせずに有り難く利用させてもらえばいいじゃないかと。

更に話は本題から外れてしまいますが、ネットは便利だと思いつつ、ネットを
使える人と使えない人の差ということが言われる世の中のことも、ちょいと
ばかり考えてしまったりして。
私の頃とは違って、就職活動もまずはネットから。ネットでエントリーが
当たり前。ネットが使えないと、何かと情報は入手出来ないし、あれこれと
アクセスすることも出来ずということで。
でも、時として不思議に思うのが、携帯やスマートフォンと使いこなしている
人が、ネットは不得手で、と口にすること。別に一緒じゃないの、と思うのは
私があまりにデジタル音痴だから?
むしろ、携帯のメールを親指一本で、私からすればもはや音速の世界のような
速さでうっている人の方がよっぽど凄い!
第一、スマートフォンの画面じゃ小さくて良く見えない。拡大すればいいじゃない
のと言うかもしれませんが、大きくなりすぎたり、小さくなりすぎたりを繰り返し、
挙げ句の果てには全く違う画面に飛んでしまって元に戻れない。もー、無理!

それでも世界は着実に狭くなりました。
スクロベーニ礼拝堂に限らず、ホテルや列車の手配もネット経由で簡単。
但し、英語は理解しないと。ということで、決して関門は無くなりはしません
が。
あと、必要なのはクレジットカード。ネットでの予約には必須ですね。
私なんかは、それですら社会人になって10年近くたって初めて手にしたん
ですけど。
古〜いアナログ人間ですが、なんとかデジタル社会に合わせてやってます。
楽しい旅行、美味しい食事に目がないもので。
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