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ブエルタ・ア・エスパーニャで巡るスペインの旅(山の道を行く)

2007年09月05日 23:18

山また山
stage 5
今日もまた要拡大

一昨日、アステゥリアス西部には高速道路が走っていないことに触れましたが、そもそも道路の密度がガリシアとは違います。人の密度、産業の発展度合いの違いが如実に出ています。ガリシアでは道路番号の頭に付く略号が州内の各県のものでしたが、アステゥリアスではASと州の名前です。
昨日に通過したカンガス・デ・オニスの街を出発した選手達は、そのようなAS-114号線を東へと向かいます。やがてレバリャーダ(La Reballada)の峠越えると、それまでは手前の山の向こうで遠目に見えていたヨーロッパの屋根(Picos de Europe)の岩峰が真近に聳えたって見えるようになります。その偉容も素晴らしいのですが、それ以上に気になるのは足下へ深々と切れ込むカレスの谷です。真面目な話、怖かったです。日本と違って右側が助手席、つまり谷側となるナビゲーターの私は、谷の底を覗くようにしての下りにお昼のワインの酔いも一気に冷めました。選手達もさぞかし怖い思いをすることでしょう。特に下りが苦手な連中は。   
国立公園(Parque Natitonal de los Picos)となっている雄大な山塊は南側が正面で、カレスの谷はその正面玄関の南側から西側を回って、今回のコースとなっている北側のAS-114号線沿いへと抜けて来ます。その途中、山塊の西側の辺りが最も峻厳で、数百メートルの高さの岸壁が衝立のようなそこはカレスの小道、別名「神の峡谷」と呼ばれるそうです。行ってみたいような、やめておいた方がいいような...
ピコス

   コースの出だし、最初は遠くに感じられるピコス・デ・エウロパ(奥の峰)
   峠を越えてこれが身近に感じられる時には... 

国道621号線まで出て来ると、山間を抜けた感じがします。2006年秋の旅行で私達は北へ、即ち海へとここから出ましたが、僅か16kmという近さです。僅かな距離での地形の変化は驚くばかりですが、選手達に待っているのは山、そしてまた山です。南へと向かい、今度はカンタブリアの山中で汗を流すこととなります。
国道621号線からCA-162号線へと入いって方向を東に転じると、2つの2級山岳の峠が待っています。海抜高度はさほどでもないですが、山深く感じられる地形の中、上り下りの連続はなかなかに厳しいコースです。サージャ川(Rio Saja)に行き当たると、また南へ、今度はCA-280号線を辿ることとなります。その先に待つのは1級山岳、海抜高度も1260mとハードです。
イベリア半島内部の高地へと進んで行くわけですが、ゴールのレイノサの街もまだカンタブリアのうちです。沿海部とはかなり景観も変わりますが、乾燥した広大な高地を本格的に走るのは明日からとなります。
ちなみに、国道621号線で海へと向かった私達は、その先で一泊。その後、内陸へと登って来たのが国道611号線、あるいは高速道A-67号線のルートでした。そうレイノサの街へ、まあ通過しただけではありますが、私達も足跡を残してきました。

さて、2日続きの山岳ステージです。犬のかみさんが大好きなピエポリは昨日、ステージ2位と健闘したようですが、本日はどうでしょうか。ジロ・デ・イタリアでは、チームメイトのサポートに徹して2度に渡りステージ優勝を譲りながら、自らも山岳賞に輝きました。敢闘賞はピエポリだの声が高かったそうですが、しぶーーーいと感涙のかみさん。今では私も応援してしまいます。
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