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思ったより広いね サンマリーノ

2016年01月14日 14:31

ラヴェンナを後にし、この日の宿泊地であるサンマリーノへ向かいます。
季節は秋。夏ならバカンス客で一杯であろうリーミニの街を、海を左手に、海沿いを
南下します。宿探しでリーミニのホテルもネットで当たりましたが、夏だけのところが
多く、夏以外は街自体もどうだろうという感じでした。
で、そこは素通りして、サンマリーノへ。

夕暮れ迫る中、早いところ宿に入りたいな、と思っていると.....
なんと、高速が大渋滞。イタリアに来て、そんなの初めてでした。朝のニュースは、
天気予報は見てれば分かる。そして交通情報も。事故や工事などで渋滞というのが
あっても、実際にそれに当たったことともなかったのに。
それが、ゆーるゆーると進んでいっても、特に事故でもなければ、工事もしてない。
何故?
未だに分かりませんが、後日、とある所でも自然渋滞に出くわしました。海岸沿い
で道が少ないところ、周辺の都市間での通勤移動で生じるのではないかと思われました。
丁度そんな時間帯ではありましたので。
何しろイタリアですから。高速が渋滞するなんて日本くらいのものかと言えば、
先進国では借金大国同士のイタリアは日本のお仲間。こんなこともあるんでしょうねと、
変に納得できる気が(それでも首都高よりはいいかな、私は密かに首都高を首都駐車場
と呼んでいますので)。

そんな渋滞をようやく抜け出せるのが、海岸沿いを離れて、少し内陸のサンマリーノ
への分岐を曲がってでした。
よーし、これで一気にホテルだ。道は空いて快調に走る。
小高い所にあるサンマリーノへ向けて道は上り坂に。きっと昔は使われていたのであろう
高速の料金所のような国境のチェックポイントを横目に、一段と車は登る。
その間に、日が沈み暗くなる。勿論のこと初めての土地、初めてのホテル。暗くなると
探し辛いなー。明るいうちに着きたかったな。でも、もう少し......の筈が......

道は登っていきます着実に。一本道だから間違えようもない筈。途中、分岐なんかどこも
無かったよな。それにしても随分登ったけど、まだ?
その思いは相棒も同じ。「なんだか随分と登ったけどまだかねー。」ついに耐え切れず
言葉にしてしまう私。「そうね。」と、ぽつり一言だけの相棒の反応。何を言って良い
やらとの疑心と不安を感じる。
何しろ小さい国というのが頭のど真ん中にインプットされてますから。小さい、狭い、
すぐに着く。そう思い込んでる二匹。
どこかで表示を見落としたのか?もしかして通り過ぎたのか?
でも、まだまだ登り続ける道。高い所にあるのも確かだから、登っているうちはそれも
ない筈。迷う心を振り払い、早く着きたい、着いて安心したいの一心でアクセルを踏み
込み、登る、登る、そして更に登る。

そしてようやく見えてきた街の灯り。
とは言ってもそれほど煌々と明るいわけでもなく。夜の帳の中に静かーに座ってる
感じ。走る車も、歩く人も無いから、本当に静か。
街中に入って、コーナーを回って更に上がると、道の右手に目指すホテル。実にあっさり
と着きました。
それにしても小さな国だとの思い込み。翌朝、城壁を辿って高台に立てば、周りに広がる
田園風景。勝手に街=都市国家のようなもの、と思い込んでいたのは違うわけです。
それなりに周りには畑が広がり、中心の街以外にもちょとした村のようなものだって。
考えてみれば、もっとしっかりとガイドブックを読んでいれば、面積なんかだって書いて
あるし、それなりに感覚が持てたであろうに。思い込みは良くありませんね。それで
焦ってしまったりして。

さて、そのサンマリーノ。
いいホテルでした。朝食込みのツインの部屋料金(二人分)が100ユーロぽっきり。
別段、部屋は特に広いわけでもなく、作りも普通。だけど、清潔でこざっぱりしていて。
機能的だけど、ビジネスホテルほどには狭くなく、寂しい感じではない。十分にゆったり
出来て、バルコニーも付いている。実にお得感たっぷり。
それにしても静か。秋も少し深まって、観光シーズンはやや外れている故か。だから料金
も安いのか。
途中の渋滞で思ったよりは遅くなったけれど、部屋で一時まったりとしてから、では
晩御飯にしましょうかと。しかし、ホテルの外も静かなのは良いけれど、出掛けて何処かの
レストランでという雰囲気ではない。
ということで、ホテルのレストランで食べました。でも、さすがはイタリア。実際にはまあ
サンマリーノですから違う国といっても、食に関してはイタリアの一部。普通に美味しい
ものが食せました。
でも、この時のことで一番記憶に残っているのは、自分たちの食事よりも、丁度居合わせた
おじさんのこと。私達以外の唯一のお客が、すぐ隣のテーブルに。
その先客が、前菜にエビ、メインにもエビ。
私もかなりの甲殻類好きではありますが、エビばっかり食べるというのもどうかと。それが、
そのおじさん、地元の方でレストランのスタッフと顔見知りなのか、よーくしゃべりながら
笑顔で嬉しそうにエビを食べる。メインのエビ料理が運ばれてくると、実に小躍りするような
仕草。
かつて、北海道で蟹の食べ放題などで蟹を食べ過ぎて、アレルギーになったというのが居た
けれど。そうならないようお気を付けあれと、私は一人、心の中で呟きました。
テラスにて
↑テラスにて。こうした、ちょっとした空間が、気分良く過ごせていいものです。

さて、その翌朝。
今度は、違うおじさんがまた笑わせてくれました。
どう見たって小さなカップしか置けないエスプレッソマシーン。そこに、大きなティーカップ
を置こうと奮闘するおじさん。向きを変え、覗き込んで、何度も試す。
それでも、ダメなものは駄目!しかし、おじさんは納得しない。しまいには怒り出す。そして、
機械をののしる!
それにしても、これって文化の違いというものでしょうか。
フランスやスペインもそうだけど、朝食でコンチネンタルといえばパンと飲み物だけの簡単
なのを指しますね。そして、その際の飲み物といえば、カフェオレとかですが。
きっと、くだんのおじさん。しっかりと背広姿でもありましたし、きっとイギリス紳士なの
でしょう。お茶=ティーを嗜む。
そのイギリスでは、この手のホテルのマシーンはティーの為のもの。ティーカップが入らない
わけが無い。
でも、ここはイタリアという、コンチネンタル=(ヨーロッパ)大陸の国。違うんですね、
貴方のお国とは、だのに....
あー、思い込みのなせる技。
だから思い込みはいけませんて。なんであれ。

城、人まばら
↑それにしても人が居ない。バカンスのシーズンである夏とは違って秋ですが、
まだ冬まではかなりある季節で、なんだか拍子抜け。でも、人が多いのは苦手
なので、これでいいかな。


思い込みとは別に、確かな情報はいいですね。
美しい切手。サンマリーノ入国記念のスタンプ。こじんまりと美しい街と城壁。
思ったとおりのものを、朝の冷涼な空気とともに味わって、次なる街ウルビーノへと
向かいます。
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