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リクエストに応えて、バスク風チキン

2011年02月06日 10:14

第14回 スペイン料理 その6

まだ当ブログでこの「4つの胃で世界を食べ尽くす」の料理コーナーを始める前に、一度作ったのが鶏肉のチリンドロン煮。これが、同じスペインのバスク風チキンとともに、かみさんも絶賛なら自分でもこれは美味い!と思ったのが、新コーナー開設のおおもとでした。
そんな料理ながら、同じものはそうそう作らないぞと、特にブログに載せるとなればそう思う私としては、また食べたいなというかみさんからのリクエストをはねのけて、違うものを作ってきました。でも、考えてみれば前回作った時にはブログにはしていないのだからということで、今回はスペイン料理の中でもお気に入りの一品となりました。
当ブログではスペイン旅行のところでも書きましたが、最初に行ったスペイン南部では、まだ若くて食というものが今ひとつ解っていなかったこともありましょうが、いささか単調な感じを持ったスペイン料理。美味い物もあるけれど、味の方向性にいささかの偏りありというか、特に暑い土地でのものはその点を意識したきらいが強過ぎるというか。
それがあって、スペイン北部を旅する、エル・カミーノを辿る計画に際しても、それを望んだのはかみさんながらも食に関してはあまり期待していないとの言いようでした。が、私は美食で有名なバスクのこともありましたが、それ以外でも調べていくごとに素晴らしい料理があると解り、期待を高めて行きました。
そして、実際にスペイン北部を旅し、その土地のものを行く先々でいただいて、その期待は現実のものとなり、かみさん共々でスペイン料理は素晴らしいーーーーー!となりました。

そんなこともありまして、このシリーズではスペイン料理がここまで中心となっています。
前回のカルド・ガジェゴも素朴な料理でしたが、手間やコストの面でもいい感じ。卵料理というのが、前菜やメインと並んでひとつのカテゴリーになっているあたりも、今回のようにトルティージャなんぞを立派な一品として楽しめていい。下手するとたんなるオムレツの一種じゃないかと言い出す輩も居ましょうから。
それと、大好きなニンニクをふんだんに使うというか、様々な料理で顔を出してくれるのもうれしいもの。あんまり食べ過ぎるなよ、匂いを気にしろとの声もありましょうが、好きな物は好き。食べ方によってはそれ程気にならないし.....(って、それは勝手な言い訳か)。で、3品目はソパ・デ・アホです。

いつもの3点ですが、
コスト:E(エコノミー)鶏肉は安くて味は安定していて、庶民の味方ですな。
            そして、じゃがいもと卵も、お腹に溜まるものと
           (最近はちょっと高めながら)物価の優等生のコンビ。
手間: S(ノーマル) じっくり煮込む料理がメインということもありますが、前回と同様に
            蒸し焼きで柔らかくした野菜を形にして再度、焼く。
            二度手間料理のトルティージャなので。
技術: R(レギュラー)それなりに時間はかかるものの、これといって特別なことはなし。
            但し、トルティージャをしっかりと円形に仕上げるのは
            ちょっとだけ難しかったですが。

ソパ・デ・アホ

ソパ・デ・アホはパン粉で作る簡単なレシピの方なので、それこそお手軽。
本来は固くなったバゲットパンを使うものとのことで、本格レシピも同じサイトにあります。しかし、その為にバゲットパンを買ったのでは本末転倒。だって、固くなったということは、余ってしまったパンを無駄無くというのが元々の趣旨の筈ですから。
それに簡単レシピでも充分に美味しかったですよ。特に冬場にいただくと身体が暖まって最高。全体の手間としてはスローフードですが、この簡単レシピのソパ・デ・アホは手軽に出来ますので、食卓に添える一品として重宝しまっせ。

トルティージャ全景

トルティージャの切り口

卵料理がひとつのジャンルを成すスペイン料理にあっても、このトルティージャはその代表選手と言えましょう。
写真は、上が全体で、下は切り口を撮ってみました。その方が食感が少しは伝わるかなと。
材料のタマネギ、じゃがいも、そして卵を焼くという一種類の料理法で仕上げるのですから、技術的には簡単。ですが、気を許してはならないのが最後の仕上げ。きちんとした厚みのある円盤状にして、決して形は崩したくないもの。
周りだけが固く焼け、中に火が入っていないと、ひっくり返す時にきっと大変なことになることでしょう。だからレシピでも周囲が固まりそうになったら2-3回かきまわせとある。実際に作ってみるとこの指示の重要さがよく解ります。作りながら、私は少しドキドキ、ハラハラしました。
結果として上手くいきましたが、途中段階ではしっかりと形に出来るかちょっと心配しました。適度な焦げ目におさめつつ、しっかりと中まで火を通し、なおかつ形を保つ。慣れないといささか難しいところもありますが、それだけにきっちりと仕上がった時にはなんだか嬉しい。

鶏肉のチリンドロン煮

本日のメイン、鶏肉のチリンドロン煮。美食でなるバスク州のお隣、ナバラ州の名物料理で、現地ではチリンドロンソースで羊もよく食べるそうな。ちなみに、ナバラ州の州都、牛追い祭りで有名なパンピローナにはバスク名もあり、半ばバスクの血が流れる土地です。そりゃー美味いのも当然か。
残念ながらスペイン北部の旅では食べ損ねましたが、それだからこそ作って食べる価値もひとしお。ということで、この料理を作るとなるといつにも増してはりきってしまう私です。
その味の素晴らしさからすれば、調理方法自体には決して難しいことはない。強いて言えば、各種の野菜を刻む作業が面倒と言えば面倒かも。それに具材を投入する順番にも意味があるから、きちっと段階を踏まないと。それだって慣れてしまえばというか、私の場合は食べたい一心で乗り越えられますが。
あとはコトコトと煮込めば.....(この手の料理は煮込むことで上手さが増すところがありますので、レシピでの指定以上にじっくりと煮込んでます。時間がある時だけでいい男の料理向きかも)

本日の3品、それらのレシピはいずれも前回のスペイン料理と同様に、セニョーラ・あ~の気ままな食卓からです。
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