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観光地も素っ気なし、それがスペイン

2010年07月11日 17:00

旅の5日目は、ついにサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路、そのメインルートに入ります。パンプローナへは、フランスからピレネー山脈を越えるにしても、私達が辿ったハカ経由よりも、もっと西よりでストレートにパンプローナへというのが最も使われていたようです。それからすると、これからがそれこそ巡礼路も本道ということになります。
パンプローナからログローニョへ、このメインルート上には見所が一杯。なので、この5日目は2回に分けて書くこととします。前半は、この2つの大都会の丁度中間点にある、エステーリャまでの半日行程です。

朝から沢山の車が走り回る都会の道を、これからまた好きな田舎だ都会よサラバと、脱出していきます。何車線もあるので正しい方向へ進むのにも神経を使います。それでも、表示といい、道の作りといい、日本よりはよほどいいのですが。日本だと、表示がころころと変わって、慣れないと違う道に入ってしまったのではと不安になります。それに、いきなり右折や左折の専用車線になったりして、意図せぬ方向へ行くことを強制されます。が、そのようなことはさすがにありません。
一旦、大都会を離れれば、多くの場合は迷うことなどあり得ない一本道。それも、主要な国道でも一車線のことが多いものの、日本と比べて車の量が圧倒的に少なく、真っすぐで見通しのいい所が多いので、他の車に抜かれるのもたまに抜くのも楽なものです

レイナの地図

↑プエンテ・ラ・レイナの地図。このシンプルさで小さな街だと解りますよね。

パンプローナを後にして、最初に目指すのはプエンテ・ラ・レイナです。国道N111号線を西へ20km強で、同じ経路を辿る高速というか、無料の自動車専用道A12号線を行くことも出来ますので、すぐに着きます。車を止めるのも道の脇に適当で大丈夫。
旅行中、決して私達は朝が早い方ではありません。8時近くにホテルを出て、朝食はプエンテ・ラ・レイナでだったのに、私達が着いた時には、まだ巡礼者の中にはこれから宿を出るという人達もいました。結構ゆっくりとしたもんだ。
でも、それも当たり前かも。というのは、巡礼者の場合は自炊の人も多いわけで、ホテルで朝食を摂る一般の旅行者とは違うのですから。
まあ、そうでもなくて、単に前の晩にワインを飲み過ぎた人達も居たかもしれませんが。だって、私達が朝食を摂ったカフェにも、何人も巡礼者達がゆっくりの朝ご飯を食べに来てましたから。
さて、このプエンテ・ラ・レイナの街の、それもほとんど唯一の見所は橋です。だって、街の名前がそもそも日本語にすれば「レイナの橋」ですから。その昔、川を越えるのに難儀もすれば、時には流されて死人も出る始末といことで、レイナ姫が巡礼者の為に橋を架けてあげたそうな。こんな時、いつも思うのが、東大寺の大仏を作ったのは誰?という問題の答えは大工、という考え。だって、お姫様ですから、お金だって本当は王国のもの。汗ひとつ流したわけもなく、激しい流れにもめげずに橋を架けたのは勿論のこと職人さん達だったわけで。
まあ、そんなことはどうでもよいわさと、美しい橋は長い年月に耐えて、今も健在なわけです。旅の3日目のブログに添えた地図にある橋の絵。実はこの橋なんですが、写真も載せますので見比べてみて下さい。

レイナの橋

↑プエンテ・ラ・レイナの街の名前そのものとなる橋は、さすがに美しい造りで川面にも映える。

お次の街は、この日のハイライト。「北のトレド」とも称されるエステーラです。再び国道N111号線を、これまた20km強の道のりです。エステーラのすぐ側まで自動車専用道が伸びていますので、それこそあっとい間に着きます。
このエステーラの街、写真でみるだに、素敵な回廊を持った教会あるいはも歴史の重みを感じさせる風情ある教会といった具合で、とてもそそるものがありました。1997年にスペインの中部・南部そしてバルセロナと回った際にトレドへも行きましたが、それは素晴らしい街でした。そのトレドと並び称されるとは、街の規模はかなり違うけれど、そそらないわけがない。
が、行ってみて全くのがっかりでした
何がって、入れないんです。入れてくれないのですよ、多くの教会が。休み?ではありません。ガイドブックでも、旅の途中で手に入れた資料でも、素敵な写真に教会の紹介と並んでいるのに、入れなくてはどうにもなりません。
素敵な回廊のSan Pedro de la Rua教会は、外人さんの団体もそれなりに長い階段を上まで登って、教会の門を前にして溜息です。川に沿ってその両岸にある街なので階段が多いのですが、これまたそんな階段の上のSt. Michael教会も、その重厚な歴史そのものとすれた石の外壁がなんだか冷たく感じられる、入れませんという悲しい現実。
それではと寄った博物館も、なんだか街の雰囲気とはちょっと違い過ぎるようなモダンな展示
なんだか拍子抜けではありましたが、街全体の雰囲気は確かに良かったですよ。昔ながらの建物が残り、入れはしないけれど重厚は外観の教会がそこここのありで、街歩きで風情は味わえました。どうせならもっと観光客向けに頑張ればいいだろうに、それをしないのがスペインってものなのでしょう。
同じシエスタの国でも、イタリアだとそれなりに教会や博物館・美術館などが昼の時間も空いているのですが、スペインだと本当にしっかりと閉めるんですよ。そんな観光施設でも。京都みたいに商売っけだらけのお寺ばかりというのもなんですけどね。

回廊は見れません

エステーリャは階段の街

↑上は素敵な回廊へのアプローチとなる筈の階段ですが、登っても無駄です。疲れるだけです。
 下はこれまた別の教会へと昇る階段。エステーリャも小さな街ですよ、川の両岸に張り付いたような。


ということで、メインルートに載った割にはあっさりした半日と相成りました。
まあ、お後にご期待ということで。
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