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寝不足注意報~夜行便にてスペインへ~

2010年05月30日 12:40

寝不足+美味しい食事で腹一杯=瞼を閉じる

久しぶりでブログ再開です。
予告させていただいていた、スペイン北部、サンチャゴ・デ・コンポステーラへとエル・カミーノ(巡礼の道)を辿る旅です。2006年の秋ですので、今から3年半ほど前のお話となります。スペイン自体、そして訪れた地に大きな変化はその後も無いと思いますが、随分と景気には違いがあるようで。私達が訪れた時は不動産バブルの真っただ中(もっとも後から振り返ってそう言われるようになったわけですが)、それが今やスペイン国債は格下げで、財政再建が叫ばれているのですから。
いや、そんな話はさておいて、スペインの旅を皆様に紹介させていただきます。

私達の場合、ヨーロッパ旅行での第一の定番、それはエール・フランスの夜行便です。
夜、成田を立ち、早朝にパリはドゴール空港に到着です。そこから乗り継いでヨーロッパの各地へ飛べますが、この時はスペインのバルセロナでした。乗り継ぎ便によっては待ち時間が長いこともありますが、ヨーロッパの主要都市は飛行機ならひとっ飛びですよ。飛び立てば、1-2時間もあれば着いてしまう距離。確か、バルセロナに着いたのが9時台だったかと。

バルセロナの空港からは、レンタカーで高速を西へと走りました。
2006年から更に遡ることちょうど10年、1996年の最初のスペイン旅行の際に数日を過ごしたので、今回は全く市内に入ることもありませんでした。でも、まだ行ったことが無い方にはお勧めです。
うちのかみさんが大ファンであるガウディー設計の建物は、一見の価値ありです。それに、カタルーニャもまた美食の地です。スペインでは美食と言えばバスク地方が有名ですが、カタルーニャもいいですよ。その美味しさを再発見したお話しは後ほど。

あいにくの雨の中、モンセラットの山を北に遠望しながら、一路、西へ。最初に目指したのはレイダの街です。
バルセロナの空港から、車で約1時間半といったところ。街の近くまでは高速で、大都会ではないので高速を降りてからも、街の中心部へと向かい、駐車場を探すのにそれほどの難儀はありません。車に慣れ、それでなくとも日本では車を運転しないかみさんが運転感覚を取り戻すのに、程よいところです。

モンセラット

  雨の中、モンセラットの山並みを北に眺め、一路、バルセロナから高速道路を西へ。

さて、折角ですからレイダの街についても少し紹介しましょう。
街は環状道路に囲まれた中心部、それも川に近い所に見所が集まっています。高台にある城塞の跡、教会、そして博物館など。そしてメインのショッピング・ストリートと、その東側になる川沿いの道。歩いて回っても30分もあれば一通りの場所に行けます。それぞれを見学する時間を入れても、2-3時間といったところで、夜行便での初日の観光には実に適度な街でした。
それ位だと、気持ちとしてゆったりとしますので、教会の修復工事の説明など、スペイン語の説明はほとんど解りませんが、写真や図面に見入ってみたりして。すると、地元の方でしょうか、中年の女性が説明してくれるんですね、スペイン語で。これまた解りませんが、交わす笑顔で、ある面では解り合ったような。
城塞は高台にありますが、エレベーターで上がれますので、行っておきましょう。辺りを見下ろし、風に当たって、なんだか人影もまばらなのでのんびりした気分になると、旅を実感出来ますよ。

レイダの城塞

   レイダの城塞は、町の東を流れる川沿いの高台に建ち、領主の教会も同じ敷地にある。

さてさて、時間制の駐車場なので、その時間を超えないうちに車を出します。それにお腹も空いたし。
レイダから宿までは結構な距離があるので、とっとと移動しないといけないという理由もあって、そそくさと車で出発。食べるところは何処か有るかなと車を走らせましたが、目に付くお店も無いままに、環状道路を超えて中心部から遠ざかると、途端に寂しい街並。そして、あー、もう街から完全に出てしまった......
と、その時、運転手自らがお手柄。ナビゲーター、そしてお助け人(かみさんの母親)も見逃していたレストランを
「あそこ、どう?いいんじゃない。」
と指差す。車は急に止まれない。で、行き過ぎたけど、なにしろ回りには他に見当たるものも無し。
まあ、外見はごく普通で、停まってる車もパラパラといった感じながらも、入ってみました。
正直、それ程の強い期待は抱いていませんでしたが、これが実に大当たりでした。

実はこのレストラン、以前のブログでもちょっと触れたことがあります。
場所はレイダの街を出て結構すぐ、国道230号線(N230)を北に向かって左手にありますが、名前とかメモってないんです。それにレシートの文字はもうかすれて読めません。まだやってるようなら、行くことがあれば見付けて下さい。

レイダのレストラン

   レストランの名前、読めそうですね。発見者が誇らしげに指差してます。

何処でもそうですが、レストランのウエイターさんは、明るく笑顔で迎えてくれます。どの国から来たか知らないが、明らかに異邦人。取り敢えずはアジア人かな?(日本人と中国人の区別なんて彼らには無理)でも、アミーゴの国スペインではそんなことは関係なしで、実にウェルカムな雰囲気があって嬉しくなります。
でも、渡されたメニュー、全く解りません。スペイン語圏の旅は久し振りですが、事前にスペイン語会話の本など取り出して、勉強し直してきました。特に食べ物(料理)に関しては重点的に。ムムッと思いつつ、その本を取り出します。
その本は各国語のシリーズの一冊なのですが、どの言葉でも必ず、料理と素材だけ取り上げた薄い別冊が入ってます。おもむろに広げ、それらしき単語をひろって対照してみようとするのですが、そんな単語無いぞ!
って、ウエイターさん、このメニューはカタルーニャ語だよ。てなおちで、スペイン語のを改めてもらってから、本格的な料理選びに入りました。
カタルーニャの美味しさを再発見したわけですが、何が?
といいますと、バルセロナというスペイン第一の港町に代表される地方で、海のものが上手い!というのは前回の旅行で解っていましたが、それはほんの一面。今回、食したのは3匹ともお肉。
それぞれに、鶏、豚、そして兎。どれでも実に美味しいことといったら。豚を食べたかみさんは、その後、何年か経っても、「あそこの豚肉料理は美味しかったね」と言い、レストランを見付けた功績を口にします。
それにしても何がいいのかな?美味しさの秘訣は?なのですが、
思うに、本物のグリルと思われる点が第一(炭火でじっくり)。以前にイタリアで冷めても柔らかい牛肉を食べた時に解った、マリネをするなどの下ごしらえが第二。そして、それぞれのお肉の種類や部位などに合ったソースが最後の決め手でしょうか。兎料理はシンプルでしたが、鶏と豚は確かにソースも良かったですね。
夜行便でとなりますと、朝食は空港で摂りましたが、何しろ高いし、たいしたものは無いしで、腹ぺこの三匹でしたから、ガッツリ食べました。堪能したお昼の食事は、日本なら30分なんて絶対にかかりはしないのが、1時間はゆうに超えていました。それに、お昼からでもワインは当たり前のお国柄。
昼から実に楽しい宴でありました。

と、いつまでも腰を下ろしてもいられません。宿に向かって、さあ急げと、車で走り出します。
が、ナビゲーターはもはや酔っぱらってヘロヘロです。まあ、取り敢えずは国道を北へとひたすら走りさえすれば良いので、それでも問題なし。運転手に悪いからと、何とか眠い目をこすりつつ.....
向かうのは、ピレネー山脈の山懐。北へ向かうにつれて着実に山道となっていきます。途中にはダムで塞き止めた人造湖があるくらいで、険しいとまでではありませんが、距離の割には時間がかかります。さすがに運転手も疲れ気味で、人造湖の畔にての一休みなどを挟みつつ、重たい腹も車で座っているだけならで、北へと向かい続けました。
結局、宿までは2時間以上かかり、夕方の4時をゆうに回っての到着でした。季節は9月後半、ピレネー山脈はすっかり秋で、日が傾いて来ると結構、寒かったです。まあ、ある程度は予想していたものの、疲れと寒さそして時間の無さで、この日は宿の近くを一回りして終わりました。と言っても、まさしく宿の目の前が世界遺産になっているピレネーのロマネスク様式教会群の一つですから、それはもう旅行気分満点で、再び来たねーと心の中で叫んでいました(心の中だけではなかったやつもいたような気もしますが)。

でもねー、眠いんですよ。何しろ。
寒いので宿に早々に引き上げましたが、夕食までは間があります。いかんと思っても、下がる瞼を押し戻す気力にも限界が。第一、昼飯を腹一杯食べたのが響き、眠いこともありますが、腹が減らん。というか、もうこのまま寝ても良いって気分。
折角の夕食も、そんなことはまずはしないのですが、申し訳ないことに残してしまいました。名物の血のソーセージとかが出たんですけどね。だって、テーブルで食べてるそばから瞼が.....
疲れも有りましたが、腹の皮つっぱれば目の皮たるむを、実感させられたのでした。

ピレネーの夕食

    もう完全に寝てます。食事の途中ですが、この日ばかりは食い気よりも眠気でした。

ここで教訓。
夜行便で行くヨーロッパ旅行では、初日はほどほどに。移動は、特に車の場合はそうですが、最小限に。
(この教訓、昨年、2009年のベルギー旅行ではしっかりと生かしました)

久し振りに再開したブログ。暫くはスペイン北部の旅にお付き合い下さい。
(写真はいずれアップします)
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