スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

そこはプチ・フランス~ブーヨンにて~

2009年09月03日 12:07

私達にしては、結構、色々な所を巡った一日。旅の6日目の泊まりは、南のフランス国境もほど近いブーヨンの街です。

ブーヨン城

↑リエージュ橋の近く、川からブーヨン城を見上げる(写真は翌朝、撮ったものです)

ベルギー内陸部のワロン地方はフランス語圏だと、度々、書いてきましたが、ブーヨンはその中でもぐっと南に位置します。
その昔、第一回十字軍を率いたアルデンヌ公5代目となるゴドフロア・ド・ブイヨンが居城を構えていた、いわゆる城下町です。スモワ川が大きく蛇行して、その川に包まれるような恰好になった丘の上に、中世そのままのお城があります。
かつてベルギーをフランスとオランダが奪い合っていた際、この地がその焦点のひとつとなったのも頷けます。川の渡河点として交通上の要衝であったわけですが、お城自体も、高さはそこそこでも川縁から急激に立ち上がった地形なので、さぞや堅固な存在だったろうと想像するのは難しいことではありません。

街自体は本当にこじんまりとしていますので、見て回るといっても大して時間はかかりません。
私達の場合、着いた日は夕方なのでちょっと川縁を歩いたくらいで、街中を見て回り、お城へと歩を向けたのはその翌日(旅の7日目)でした。リエージュ橋のたもとのホテルから、ただ歩くだけなら10分程度でお城には着いてしまいます。街中だって、特にこれといった名所があるわけではありません。
もっとも、田舎の風情のある街は、なんとなくいいね~ といって写真を撮ったりしているとそれなりに時間も過ぎますが。今回は、教会の脇のシネマ(映画館)や、窓とか壁の装飾がラブリーなカフェあるいはショップが目を惹きました。
それにしても、教会の直ぐそばで「天使と悪魔」を上演しているなんて。それが自由主義ってもんですね。
ちなみに、お城にはオーナーが住んでいるようです。丁度、私達がお城の入口に居る時に、中から車が。何しろ昔のお城ですから、馬が通れりゃいいという通路の幅です。むしろ防御を考えれば下手に広くしたくないってことでしょうから、車が通るとなるとそりゃもう目一杯なんですよ。
それにしても変な感じでした。

そんな街で、フランスの香りを何よりも感じさせてくれたのもの、それはホテルでした。
特に、そのレストランが。
うーん、おしゃれ。と、女性陣ならずとも感じ入るものがありました。装飾もテーブルコーディネイトも、金色にやや近い黄色で統一されていて、行き過ぎない華やかさが素晴らしいのです。決してすごく高級なホテルというわけではありませんが、それに劣らない優雅な気持ちにさせてくれるものがありました。
ホテルの予約をした時から、レストランは結構な人気とサイトで見ていたこともあり、7時からの席を取りました。が、この季節は日が長いヨーロッパのこと、7時は日本の夕方4-5時といった日差しで、何だかディナーの雰囲気にはならない点も。混み具合としても、まだまだこれからといったところでした。
それは兎も角として、フランス料理を楽しみました。
特にデザートはフランスが一番かなと思わせるものがあり、その中でもこの逸品となったのが、クリーム・ブリュレでした。
これが本場なのか!? 
そう私達を唸らせたのは、火を入れたのをそのまま出してきた時です。アルコール度の高いお酒を上から振りかけ、それを飛ばすのにフランベするわけですが、火がついたままなんて初めてでした。
が、きっとこれが本物に違いない。だって、給仕のお兄ちゃんがさも自慢げに満面の笑顔だし。

クリームブリュレ

↑これこそが本物?! 

お菓子が一杯

↑食後にエスプレッソを頼んだら、思ってもみなかったオマケが一杯

食事が終わっても、日が落ちる迄はまだまだ時間があります。
そこで、この日の晩は、それ迄に買ったものを一通り並べて、ベルギービールの夕べを三匹で楽しみました。
いつもはシャワーを浴びると早々に寝てしまうんですが、なんだかいつもそれでは勿体ない。最も強く主張するのは、このような場合は大抵がかみさんです。私に言わせれば、結局、かみさんが一番の酒飲みというだけなんですが。
それにしても、並べてみるとカラフルで綺麗なので、それだけでも絵になります。味も、何本か皆で飲み比べてみると、それぞれに特徴があってうなることしきり。中にはちょっと首を捻るような味もありますが。

ビール群

↑ベルギービールの種類の多さからすればほんの一部ですが...

かくして、日が落ちるのは、もう10時近くになってから。
お腹一杯、ビールも十分いただいた私は、そこ迄もたずにベット行きの一番手。やはり最後まで起きていたのはかみさんでした。かみさんは、夜の帳が降りた街中を我がもの顔で歩く猫をホテルの窓から見下ろしつつ、ブーヨンの夜を楽しんでいたそうな。
スポンサーサイト


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。