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アントワープ観光は一点豪華主義

2009年08月16日 12:24

旅の二日目は、ブリュッセルから電車で往復しての、アントワープ観光です。

急行列車のIC(インターシティー)で片道、約50分。アントワープ中央駅の地下2階のホームに列車は到着しました。大きく、そして華麗な駅です。
駅から市の中心部までは、歩くことおよそ25分。途中、ヨーロッパの大都市の多くと同様に城壁を取り壊して作ったであろう、環状通りを越えていきます。その間、約1kmほどの道のりで、ノートルダム大聖堂を背景とするフルン広場に到着です。

しかし、大聖堂の見学も、街のへそとなるグローテマルクトも後回しで、まず向かったのはプランタン・モレテュス博物館でした。それは何の博物館かと言いますと、活版印刷博物館というものです。
1605年にそこからヨーロッパ初の新聞が発行された、実際に印刷が行われていた仕事場であり、またその事業を営んでいた一族の住居でもあった所です。
展示は、まず一族の所蔵品や肖像画に始まり、順路に従って進むと、印刷に使われたかつての仕事場で、当時の器具・道具となります。
途中で、一族の事業展開や暮らしも交えつつ、印刷の仕組みや行程を解説したビデオを見れます。それにより展示の内容をより良く理解することが出来ます。
また、住居であったので、台所や食堂などから当時の暮らしぶりなども思い描けました。
2階に上がると、その当時の印刷による書面や地図そして都市の絵図面などもありましたが、文字も含めて装飾性という点からも楽しめます。
また、私達にとってラッキーだったのは、日本贔屓の外国人のご夫婦が親切に説明をしてくれたことで、新教と旧教の争いに関する文書など、不案内な者には解り辛いものなども、なるほどと頷いて見ることが出来たことです。

なんやかんやで、たっぷり2時間近くも見学して回りましたが、それには理由も。
というのは、見学を始めたばかりの時です。突然に警備の人が来て、警報が鳴っているのでそこを動かないようにと言うのです。そう言われると、確かに天井の警報機が赤く灯っています。でも、まあ大丈夫だからと、落ち着いているというかのんびりというか。実際に程なくして、先に進んでいいよと。
更には、奇遇なことに父親が日本企業で働いていたというドイツ人の女性が居て、一頻り言葉を交わしたり。

なんだかんだで、もうお昼です。そう食事です。旅の主眼はいずれと言えば、観光よりも食べることに軍配が上がる我らです。
食事を摂るなら何と言っても中央広場。それを取り巻く建物、多くの場合は教会や市庁舎等のその街を代表するものが含まれますが、それらを眺めながらのテラス席でのひと時。それも、その地の美味しい食材や飲み物を堪能しながらですから、これこそがバカンスと思わせてくれます。

de-koninck.jpg

↑デ・コーニングが生で飲めるのはアントワープならでは。思わず、おかわり。

アスパラガス

↑アスパラガスの季節。かつては正直、馬鹿にしてましたが、スペインで食べて知りました。これは美味い!

さて、食事の後は再び、観光?
まあ、一応は大聖堂の内部を見て、川沿いに出てみたり、モード博物館に入ったりとはしました。
が、既に満ち足りた気分のうえに、なんだか事前に想定していたのとは違う日差しの強さに、すっかり3匹 ともまあいいかモード。
それと、ひとつ言えることは、ヨーロッパの街歩きは街を眺めて回るだけでも楽しいということです。
バロックやロココ、あるいはアールデコなど、整然と保たれた町並みは、それ自体が見学の対象となります。アントワープ中央駅に戻って改めて感じるのが、駅自体が壮大な展示物のようなものということ。
博物館や美術館それに教会などにも入りますが、街をそぞろ歩き、広場の一角で食事やお茶をして、その街に溶け込めたらそれが何よりでしょうか。
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