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ブエルタ・ア・エスパーニャで巡るスペインの旅(レコンキスタの震源地)

2007年09月04日 22:52

アステゥリアス王国の地

stage 4
 くどいけど、要拡大

本日のゴール、コパトンガはスペイン人にとっては聖地だ。何故ならば、そこはレコンキスタの出発点だからだ。ジブラルタル海峡を、そしてピレネーの山をも越えたイスラム勢力はフランスの地まで進出し、時のフランク王国により迎えられたものの、その後のイベリア半島は長らく彼らの支配に服することとなりました。それを取り戻そうとしたのが、レコンキスタ=国土回復運動です。
地形的な制約もあったでことでしょうが、いきなり南へと、中心部へと向かう力は無かったと思われます。その矛先はまず西を指向し、そして建てられたアステゥリアス王国の中心となったのがオビエド(Oviedo)です。キリスト教国としては教会の建立に努め、今に残るそのプレ・ロマネスクの教会群は世界遺産となっています。
しかし、言ってはみたものの、平日の夕方遅い時間とはいえだーれも居ない。
山裾の芝生の中にぽつり、ぽつりと2つのさほど大きくない建物が... 第一、そこまで行くのにこれといった表示が無い。オビエドのインフォメ(観光案内所)で聞かなければ解りませんでした。詳しくはいずれスペイン北部の旅行記でと思いますが、オビエドの東側の山を登った所、駅の北側の道をひたすら登れば自ずと着くとはいえ、看板のひとつもないのでいきなりは行けないでしょう。それにしても商売っけが無いというか...
オビエドは今回のコース上ではないのですが、この地方を訪れるならば外せません。この地域では常に中心都市であり続け、中世から近世へと多くの貴族の館が建てられ、それらの一部はスペイン内戦の破壊をくぐり抜けて現存しています。旧市街自体はこじんまりとしていて歩いて回るに最適ですから、あとは東の山の上、世界遺産の教会をどうやって訪れるかです。バスの便はあるようですが、何処から乗るのかなどが不明なのは、私達は車でしたので悪しからず。
オビエド世界遺産

    世界遺産に登録されているプレ・ロマネスクの教会(オビエド)
    教会といった形でもないところが、なんだか時代を感じさせてくれます

そして、オビエドと並ぶこの地方の中心都市、それがヒホン(Gijon)です。スペイン海軍の軍港、そしてアウテゥリアスの海の玄関として、はたまた海のリゾートとしてもヒホンは重要な存在であり、栄えて来た街ならではの教会や貴族の館などが数多くあります。が、しかし、ア・コルーニャからの長距離移動で疲れきり、到着は午後7時をまわっていては、何処に行く気にもなりませんでした。体調を崩したは勿論のこと、私こともいささかグロッキー。なので、ヒホンについて語れることは1つだけ。大きな街だった。高速の出入り口が幾つもあって大変なほどに。やっぱり田舎がえー。

ということで、ランジェーロ(Langero)の街を出て以降、峠越えをしつつ清流を誇る谷筋を走って来た選手達も、きっとヒホンを離れるとほっとする筈。その先のビラビシオサ(Villavisiosa)は海から段分と入り組んだ地形の同名の潟に面する街ですが、この潟にはカワウソなども住んでいるらしいです。まあ、なかなかお会いするのは難しいのでしょうが。

カンガス・デ・オニス

   カンガス・デ・オニスは山の中、冷涼な空気が感じられますか? 
   海からの距離はさほどではないのですが    

その後、コースは海沿いから再び内陸へと入りますが、その先にあるカンガス・デ・オニスは典型的な観光地です。避暑地という位置づけですが、日本でいえば軽井沢といったところでしょうか。土産物屋がずらーっと軒を並べ、地元の様々な物産やTシャツなどを売る様は、何処の国も一緒。
が、そんなお気軽な気分に選手達は浸れるわけもなく、コバトンガへの厳しい上りへと向かうこととなります。実際に行ってみてなるほどと思ったのは、これはレコンキスタの最初の策源地となった筈だということです。現地の先住民と共に立ち上がったという表現に素直に頷くばかりの、正に山の中。時に西ゴートの貴族であったペヨラが呼びかけて行った偉業、これを祭る立派な教会がその後に建てられたものの、未だにまとまった大きな集落とて無いのです。歴史とは時としてそんな場所から始まるものなのですね。
でも、まだここはほんの登り口。湖へと向かう急勾配の道が。しかし、旅行の疲れもさすがにたまったか、ついに私さんから菌の貰い物をしてしまい、その時の三匹にはコバトンガの湖まで上がる元気などあろう筈もありませんでした。ガイドブックでも絶賛の景色、それが見れるかと期待したこのブエルタ。あー残念。我が家では今晩の放送は見れません。後日の再放送に期待し、本日はこれにて、アスア・マニャーニャ。
コパトンガ

    立派な教会です。それだけに後世に建てられたことが解りますが
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