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旅のお値段 ースペイン北部編、その2ー

2011年01月02日 14:06

旅行というのは楽しむ為に行くものではありますが、それなりの予算というものも。
私達の場合、ホテルはまあ一晩寝る所といったことでリーズナブルな値段を求め、安ホテルまでではない、お値打ちの中級クラスを探します。それに対し、食事は好きな物を、その土地の名物というかローカルの食材を使ったものを食べたいと思うので、これまた高級レストランに行く訳ではありませんが、あまりお金の事は気にし過ぎずにといった具合です。
で、その結果は?ということで、今回はスペイン北部の旅の後半部分について、旅のお値段と称してホテルや食事のお代がどうだったかを公開します。
(尚、10日までの前半部分については既に当ブログで書きましたので、そちらをご覧下さい)

11日目:ア・コルーニャ泊
     ホテルはMelia Maria Pita
         私達としては贅沢な4つ星ホテル。スペインでも有数の海浜リゾートのア
         ・コルーニャですから、ちょっと張り切ってみました。また、折
         角だからと海側の部屋を指定して、朝食なしの部屋料金のみで3
         名分がEUR172.00+消費税7%で合計EUR184.04となりました。
         一人当たりEUR61.35は140円換算ですと¥8,600.-といったとこ
         ろで、それなりのリゾートホテルと思えば、食事無しですが決し
         て高くはないと言えましょう。だって、日本でシティーホテルの
         立派なところに泊まったらと考えればねー。
         広々とした部屋で、海沿いということで町中のゴミゴミした界隈
         から離れ(小さな半島状の所にあるア・コルーニャなので、街の
         中心部は凝縮感が強い)、窓の向こうは海。窓辺のソファーに横
         たわって休んでいると、本当にほっとするものがありました。
         メリア(Melia)の名前が付いているように、メリア・グループのホ
         テルです。当グループについては旅のお値段の前半編を参照して
         下さい。
     ディナーは街の臍、マリア・ピタ広場を背に一番右手の通りとなる、シー
         フード・レストラン街の一角Meson O Calexo Iというお店で摂りました。
         沢山ある中から勘で選びましたが、店主のおじちゃんがの笑顔は
         満点ながら、料理は正直に言って並でした。他の2人が疲れから
         食欲不振なの尻目に、私はEUR48.30もするロブスターをぱくつい
         て大満足。なんだか一人だけ、ご免ねと言った感じで、その総額
         EUR76.80のほとんどは私が食べたようなもの。一人当たりで考え
         ればそれなりですが、一人で1万円近く食べてしまったかなとなる
         と、ちょっといけませんね。

マリア・ピタからの夜景

↑ア・コルーニャで泊まったホテル・マリア・ピタからの夜景。夜の空気に波の音が静かに木霊する。うーん旅にきてるなー、リゾートだなーと一時浸るにはいいものでした。

12日目:ヒホンのホテルは長距離移動の後ということで、高速を降りてすぐ、解り易いけど街の
         中心部からは外れたSilken Ciudad Gijonに泊まりました。このホテルは
         チェーンとは言ってもまだ数は少ないのですが、予約システムが解り易く、
         食事のある無しやエキストラベッドを入れた場合などの料金が明瞭に把握
         出来ます。旅行中止は絶対なしの前提で、メール専用にてキャンセル不能
         の早期予約割引を使い、税込みの部屋料金EUR109.14と相成りました。
         一人当たりは140円換算ですと¥5,100.-といったところで、新しくて簡素
         ながら清潔な、いわばしゃれたビジネスホテルという感覚でとらえると、
         値ごろ感ありでした。ホテルの地下駐車場の利用料金を特に取られることが
         ないのも、町中から離れているとはいえ、駐車料金がかかりがちなスペイン
         の都会にあってはGood!
     ランチ:移動途中の漁港の街、ルアルカ(Luarca)にて、港に望み、魚市場が目の前の
         レストランにて、のんびりといただきました。Hotel Balticoという名前の
         ホテルの兼営ですが、お昼時は観光客で満席でした。
         レシートには会計金額が書いてあるだけ、何を食べたかは記憶と写真に頼る
         のみですが、それぞれが魚介や豆と血のソーセージのといったスープ類に、
         2種類の烏賊フライ、そしてワイン1本といったところこで、
         EUR33.20也。一人当たりが¥1,600.-ほどのやや贅沢なランチですが、
         ハウスワインとはいえ丸々一本込みですから、納得出来ますね。
     ディナー:実際にはディナーなどと書くようなうなものではなく、長距離ドライブで
         果ててしまい、食事に出歩く元気もなしで、近くのスーパーでの買い出しで
         済ませました。ハムやチーズをつまんでという軽い内容でしたが、なんと
         買い求めたサングリアのドン・シモンには日本の会社の名前が?今時って
         そんなものなんですね。

バルティコのワイン

↑港町ルアルカにて、レストランの名前の正しくハウスワインをいただく。その土地、その食べ物に合っているような。なにより手頃でお昼には丁度いい。

港を眺めながらのランチ

↑漁港の風景を、うららかな日差しを楽しみながらのランチ。ゆったりとした時間の中での食事はそれだけで日常から離れていることが実感出来ます。左手に見えるのが市場の建物ですが、小さな市場はよそ者の私達にも入り易くてよかったです。

サングリアは日本逆輸入?

↑こんなことあるものですかねー。ヒホンのスーパーで買ったサングリア。ホテルに持って帰り、さて飲もうかという段になって気付きました。いやー、これって日本からの逆輸入ですか?それも無いかなとは思うものの、日本の会社が仕切ってるなんて。

13日目:この日の泊まりはパラドール。サンティリャーナ・デル・マールが人気の観光地である
         うえに、そこのParador de Santillana Gil Blasはかつての貴族の館という
         風情で、これまた大人気。
         そりゃまー、値段もそれなりにしまっせ。ということで、私達にしては破格
         のEUR241.50と、朝食が付くとはいえ一人当たり¥11,300.-(140円換算)
         は贅沢ですねー。でも、表通りに面してバルコニーも付いたお部屋は、内装
         や家具の重厚感と共にそれだけの価値はありました。メリハリってもので、
         旅の中で1-2回は許されるのでは?
         もっとも、このような田舎町でガレージに車を停めるのにEUR10.00は疑問
         ですけどね。
      ディナー:ランチよりも先に触れるのは、パラドールにて夕食を摂ったからです。
         その土地のものが食べられる。それも食材も良ければシェフも一流、そして
         民族衣装のウエイトレスと、レストランの造りといった雰囲気からの全てが
         揃ったシテュエーションは、旅にあっては特に良い想い出となります。
         何を食べたかはまたぞろ記憶と写真の世界ですが、前菜に鴨か何かのパテ
         やサラダ、メインはそれぞれにサーモンのムニエル、海老とかのプロシュート
         (串焼き)、あさりの白ワイン蒸し、そしてリオハの美味しーいワインにデザ
         ート各自と、じつにたっぷりと堪能しました。
         お値段はしめてEUR115.35、これまた旅をするうちにたまにはね、という
         ところでした。
      ランチ:人だかりのすごいコパトンガの近く、お昼時ということで街道沿いにふらっ
         と入ったのは、ホテル兼営のEl Repelao。レシートの絵からすると日の出と
         いう意味か?
         はっきりと言って、ここは外れの部類。不味かったとまでは言いませんが、
         山の中でパエリアを選んだのが悪かったのか、べちょべでょで食感は今ひとつ
         の、なんだかよくある観光地の食事処という感想。まあ、値段もEUR22.20
         ですから、良しとしておきましょう。
         味の違いはわかりませんが、雰囲気という点では、時間が合えばカレス渓谷を
         下って川沿いにあるレストランに行くといいですね。

山の中でパエリア

↑コパトンガのほど近く、山の中で食べたパエリアは今一外れでしたね、正直なところ。色はしっかり黄色いけれど、それだけでご飯はぐずぐずに過ぎました。でも、スペインの国民食は休日には欠かせない?

パラドールのワイン

↑スペインでワインといえば、それも赤ワインなら、やっぱりリオハでしょう。美味しい料理ですから、ワインもいいものを。いわゆるプチ贅沢って、こういうものでしょうかね。

↓まずは前菜でパテを。ワインをゆっくりといただくには、このような前菜がぴったり。でも前菜からあまり飛ばし過ぎると食べきれなくなりますよ。スペイン人はよく食べますが、伝統的な料理を出すパラドールでは、結構ボリュームのある料理のことも多いですから。

パラドールの前菜

14日目:バヤドリッドでのホテルは、以前にログローニョで泊まったのと同じNH Hotelsの
         チェーンのひとつとなるNH Ciudad de Valladolidです。このホテルチェーン
         は、部屋は簡素でコンパクトながら小奇麗、建物全体は近代的な造りでさっぱ
         りとまとまった、高級ではないけれど比較的おしゃれなシティーホテルがコン
         セプトのようです。立地は概ね街の中心部からは少し外れますが、その分は
         値段がリーズナブルなのと、静かな界隈にあって五月蝿い中心部が嫌いなら
         むしろお勧めというところです。中心部から離れているとはいっても、この
         バヤドリッドの場合は歩いて10分強ですからどいういうこともありませ
         ん。
         部屋料金のみながらEUR78.00と、一人当たりの140円換算が円3,650.-は、
         日本だったらしょぼくて薄汚れたビジネスホテルだってもっと高いかなと思う
         と、これはもう完全に納得です。
         だって、ちゃんと禁煙の部屋だって指定出来るんですから。
      ランチ:巡礼路との交差点となる、かのフロミスタの、レストランというか、街の
         食堂兼(夜は)飲み屋といったところで食べました。ラビオリや小エビの入
         ったパスタなんぞでしたが、およそスペインらしからぬ食事で、値段は3人
         分でもEUR12.30。安いっていうか何て言うか。
         古い教会は沢山あるけれど、いずれも小さくて巡礼者以外には有名でもなく、
         従って街自体が寂れて暑い日差しの中でへたり込んでます。言ってしまえば
         裏寂れた街ですから、食事もそんなのもですが、それもまた旅の一コマと
         いうことで。
      ディナー:連続金賞受賞のバールは、偶然ながらもこれを見付けたかみさんを褒め
         てあげねばなりません。値段は全く覚えていませんが、ピンチョスの類いは
         大抵が1ユーロ台とかですから、気軽に好みの物を食べることが出来ます。
         飲み物も、グラスワインで手軽なハウスワインから銘柄物のワインまで、
         気分と予算で選べます。ビールやスピリットも揃ってますから、食べる派、
         飲む派のいずれもが満足出来ます。余程に特別なところへ行かなければ、
         2-3杯飲んで、何種類かつまんで、予算は一人10ユーロからちょっと
         出たくらいで考えておけば充分でしょう。少なめにして、その分、はしご
         するのもバールの楽しみ方としてはGoodですよ。

小エビ入りのパスタ

↑フロミスタで食べたパスタは、アルデンテとはほど遠い。やっぱりパスタはイタリアで食べないと。それにしてもべっちょりとしたのはパスタソースも同じ。これってスペイン人の好みなのか?と思わずにはいられませんでした。

バールは人々の社交場

↑バールは人々の社交場。賑やかなんてものではありません。よく人の話が聞き取れるもんだと感心。最初は注文するのも気が引けますが、すぐに馴れるから大丈夫。

15日目:最後の泊まりはマドリッド空港にほど近い所で、Tryp Alameda Aeroperuto
         贅沢な4つ星かと思うと、ここは設備の面から星が付いたようで、部屋の造り
         などは中級クラスの感じです。Trypというのも、この回の最初のホテルであ
         るMalia Pitaと同じメリア・グループに属しますが、シリーズとしては値ごろ
         のもので、この名前の場合には豪華とかおしゃれといったものは期待しない
         方がいいです。
         もっとも、朝食込みで3人分がEUR141.24、つまり一人当たりは140円換算
         ですと¥6,600.-ということで、あまり多くを期待してはいけませんよね。
         Maila Pitaと比較しても、同じ4つ星なのに随分と安いわけで、自ずと解ろう
         というものです。ちなみに、朝食はまあまあでしたよ。ハムとかチーズとか
         一通りあったし。
     ランチ:空港で食べましたので、特にこれといった内容ではありませんが、ボロネーズ
         ソースのパスタ、鶏のグリルの半身、パエリアといったものをメインに、サラ
         ダやフルーツそして飲み物も入れてEUR45.90でした。空港値段ということ
         で考えれば仕方がないかなというのと、遅めの昼食で、夜はもうそれこそ軽く
         でいいやとしっかりと食べましたので、一応は納得ということにしておきま
         しょう。
 
と、まあ、一通りお伝えしてきましたが、当然のこととはいえ、ホテルも食事もぴんきりです。時にはちょっと張り込むこともある私達ですが、基本的にはそれほどの贅沢はしません。高い物が良い物とは限りませんし、値段とのバランスを考えながら何でもチョイスしています。
日本での普段の生活からすればそれでも随分とお金はかかっていますが、満足度が高いのは、現地の人と同じものを食べたりといった手頃なバールの存在や、田舎だと安いホテル代といったところを、最大限に活用しているからでしょうか。
以前に比べると南欧の物価もかなり上がったように思われます。ユーロ導入時に便乗値上げがあったとも言われますが、スペインやイタリアは結構インフレがありますので致し方ないところでしょうか。本来ならばインフレ通貨は為替レート上では弱い存在となるべきところですが、ドイツのような経済力の強い国と一緒となってしまうと、それもまた違ってきます。
このブログを書いている時点でユーロは対円で110円を切るレベルにあります。140円と比較しても3割から違ってくるわけで、これは実に大きいですよね。円高の時を狙ってより満足感の高い旅をするのが賢そうです。なかなかそうはいかない事情もありがちですど.....

空港でもパエリア

↑マドリッドの空港でもパエリアを食べました。色んな具は入っているし、ご飯ものだし、困った時にはパエリア。いい選択肢です。で、昼からワインがすっかり当たり前に。これまたスペインの食事ってものです。


トータル2990kmを走破したスペインの旅。もうちょっとで3千キロでしたが、まようことなく空港近くのホテルに辿り着き、大台は逃しました(無理矢理そうすることもないかで)。
運転手は疲れまくって、もうこんな無茶な旅は終わりにしようとの結論に達しました。疲れたのはナビゲーターも同じで、運転手からもらって、旅では久しぶりの風邪に短時間ながらダウンすることもありました。
が、レンタカーによるドライブ旅行の基本は崩せそうもありません。田舎が好き。自由に行きたい所を回りたい。車だと思い荷物も気にならない。といった具合でいくと、車での旅が何よりもいいわけで。
そんな私達の旅のレポートですが、また違う国についてお伝えする機会もあろうかと思いますので、その時はまた宜しく!
では、アディオス アミーゴス、アスタラ ビスタ。
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さらば、スペインの大地よ 

2010年12月31日 15:56

約2週間にわたったスペイン北部の旅もいよいよ終わり。
旅の終わりは寂しいものですが、それ以上に大都会のマドリッドへ突入せねばならず、「大変だー」の思いの方が胸に重い。何と言っても田舎でのんびりを好むたちですから、何車線もの高速道路が複雑に入り組んだ中を、マドリッドの空港を目指すなんて、考えただけで、はやうんざり。

運転手のかみさんの顔は緊張にゆがみ、ナビゲーター役の私は迷う事無く辿り着かないとと使命感に堅くなり、同乗者の義母までが少しはサポートしてあげなきゃと臨戦態勢。マドリッドは前回1997年のスペイン旅行で都合3回も出入りしたとはいえ、いやだからこそ大変さが身にしみて、都心に向かうに従って増える車線と車の量に3匹の顔も歪みを増すのでした。
西からマドリッドに向かうと、マドリッドの空港は街の東側なので、完全に大都会マドリッドを抜けていなかなければなりません。高速の環状線が内側と外側と二重にあるので、幾つものジャンクションで間違えなく空港へと向かわないと。失敗すると高速をぐるぐる回ってやり直し!
まずはナビゲーター役の私が地図と睨めっこで備え、他の2匹にも次はどっちだと情報を伝えます。そして、ジャンクションに近づくと3匹の6つの目であらゆる表示に目を凝らし、見落とすな!間違えるな!こわいから早く正しい車線に乗れ!と、声を掛け合い、目線を交わして、そりゃあもう忙しい。
そんな大騒ぎのおかげで無事に空港方面へと抜けたのはいいけれど、ホテルを探し当てるのにもうひと苦労。空港近くのホテルで最後の晩を過ごし、翌朝のフライトにてパリ経由の帰国。ということで、まずは一旦ホテルに寄って、チェックインとともに荷物を卸しという段取り。
しかし、そのホテルの位置が判然としない。インターネットの地図は細かさ、正確さを日に日に増しているものの、少なくともその時点では正確な場所までは掴めず、最後は現地で探し出さないと.....
いつもは最も頼りになるかみさんも、高速道路ではスピードが出ているので回りの看板などに目を向ける余裕もなし。めざといかみさんの代わりを今回は見事に私が果たしました。ホテルの看板を発見!!でもねー、高速からの降り口も解り難ければ、降りた所で次の看板があるでも無し。なんて不親切なんだーーーーーー
怒りの叫びを飲み込みつつ、兎も角探し当てないととの一心で更に回りに目を凝らす。3匹してあっちこっちと。
空港の近くなのに、以外と普通の感じ。商業施設と住宅とが混じり合って、想像していたような整然とした街路でもないし、ホテルが近くに行けばそれとすぐに解るようにドーンと建っているわけでもなし。
でも一発で行き当てましたよ。と、その決め手は何だったのか?
単に運が良かった?というわけでもなく、大体ではあっても事前にインターネット上で当たりを付けておくことが出来たのが第一点。そして普段から、特に海外旅行ではナビゲーター役で道や方向の感覚が身に付いていたことが助けになったのではと思われます。ようするに慣れ、ということですか。

渋滞表示

↑田舎道ではまずもって無い渋滞も大都会の高速道路では当たり前か?こんな赤い表示は見たかない。で、その横に高速M-40に行くならこの車線だよと、何げな表示が。こういうののを見落としたらいかんのですよ。

高速の方面表示

↑で、更に中心部へと進むと、あれやこれやと沢山の高速道路番号の表示が。内側、外側の環状線と、マドリットから放射状の各方面へと伸びる高速道路があって、違う路線に乗ったらあさっての方向へ行ってしまいます。

ホテルで荷を降ろし、ちょっと一休みしたら、レンタカーの返却へと空港に向かいます。
さすがに空港そのものは解り易い。出発ロビーを目指して、ただDepatureの表示に従って進むのみですから。もっとも最後になってまた迷ってしまいましたが。
というのは、さすがに大きい空港なので幾つものレンタカー会社のモータープールがあり、それぞれが大きいうえに、一般の駐車場と並んでいて、何処かが自分達のレンタカー会社のスペースなのか判然としません。実は一度目は間違って単なる一般車用の駐車場に入ってしまい、無駄に終車料金を払うはめに
一旦、駐車場から出て、ぐるっと一回り。やり直しつつ、今度は注意深く表示を探して、レンタカー会社の表示がある駐車スペースに二度目は正しく入る事が出来ました。
面倒は嫌いと、ある時期から保険はフルカバーにしているので返却時の車のチェックは実に簡単なものです。結局ストレスを避けるには払うものを払うのが一番簡単かと、改めて思う私達でした。

空港ではちょっと遅めのお昼を食べました。大都会の高速道路網を走り、ホテルを探し当てねばという緊張から解き放たれて、お気軽なビュッフェスタイルの空港にありがちな食事ではあったもの、それなりに美味しくいただきました。まあ、さすがに空港値段でお高いのはなんでしたが。

マドリッド空港での食事

↑空港での食事はコストパフォーマンスが悪い。味はまあまあかな?という中で、かみさんと意見が一致するのが、鶏は裏切らないということです。鶏肉の味は安定していて外れが無い。安心感はありますね。

ホテルに戻るのは簡単です。それなりのホテルだと定時運行のシャトル便があるので、それに乗るだけ。時間はあらかじめホテルで確認していたので、ゆっくりと食事をしてから少し早めにシャトルバスの乗り場へ向かいます。一応、再確認と各ホテルのシャトルバスの案内所に寄ってみれば、係のお姉さん(いや、やっぱりおばちゃんか)は船を漕いで眠りこけています。かくして、その姿にやっぱりスペインはのんびりだと、この旅で何度も味わってきたスペインを再確認するのでした。
翌朝、シャトルバスに乗って再び空港にやって来て、あとは飛行機を乗り継いで日本へと帰るのみ。時間はうんとかかりますが、座ってるだけとなるわけで、これにて旅も終了です。いつものように、もっとゆっくりとしたかった場所や、食べそびれた名物などを想い、また来たいねーとはや次への気持ちを馳せつつの帰路とあいなるわけです。

(これにてスペイン北部の旅は終わりますが、旅の後半部分について、ホテルやレストランの情報を纏めたものを次回におおくりしますので、参考にしてみて下さい)

旅も終わりの想い ーカスティリアをさらっと巡り、マドリッドへー

2010年11月28日 13:00

旅の始まりと終わりとでは気分が違うのは当然でしょうが、毎回、思うのは
  旅行の当初は、「いやー本当に来たねー。先は長いぞ。」であり、
  最後が近づくと、「何だか早かったな。もう終わりか。」です。
同じ旅の期間なのに、感じ方は正反対となります。海外旅行、特にヨーロッパに行く場合は精一杯にと基本的に2週間なのですが、短くあり長くもありなわけです。旅の初日などは、旅が終わる頃には早くも想い出というほどになり、それはそれで2週間の間にあちらこちらと寄って沢山のものを見て、何かと口にしてと、普段の生活では考えられない多くの物に触れればこそ。
と、考えると、やっぱり旅というものにはそれだけの価値があると言えるような。

そんな感慨に、車での移動や広場に佇む一時にも耽るのが、旅の終わりというものかと。
カスティリアの地はそんな旅の終わりにぴったりです。だだっ広い大地で、乾燥して空が高く、良く言えば伸びやか、でも何だか荒涼として寂しさを感じさせる、そんな土地ですから。

スペインの大地

↑この日、朝方はどんよりしていてスペインらしさは今一の感もありましたが、旅の終わりの物憂い感じにはぴったりでした。そうじゃない方が少しは気持ちの重さも軽減されたかな?それにしても本当になーんにも無い!

今はスペインと呼ばれるこの国も、かつてはその国土の大部分がイスラム教徒の支配下にあり、そこからレコキンスタによりキリスト教徒が国土を取り戻す過程は歴史が示す通りです。そして、その過程においては大小様々な王国が登場し、やがて今のスペインになるわけですが、カスティリアとレオンの両王国の統合によりその礎が築かれた、その地を巡る日です。
この日から10年ほど前、スペインを初めて訪れた際、セコビア、アビラ、サラマンカといった主要都市を訪れていましたので、今回は脇役となる小都市メディナ・デル・カンポを訪れました。本当に小さな街ですが、交通の要衝として鉄道網の集まる所、それはかつてのお城の存在からも解ります。
土地を支配すると言いますが、それはその土地の富を、その富の源泉となる物産を押えることです。ということで、川や主要な街道を扼する場所、そして攻められても守り易い小高い丘などをの存在を求める。その点、ザパルディエリ川というそれなりの河川の畔にあり、手頃な丘が四方に広がる平原を彼方まで見透かすという立地は、正にうってつけ。ちょっと北に行けば、更なる大河川のデュエロ川もある。
まあ、それは今は昔の物語なわけではありますが、見学出来る部分はごく一部ながら、メディナ・デル・カンポのお城はとても立派な存在です。街中にはかつてのイザベラ女王の銅像も建っていて、この街がその当時は大切な拠点であったことが解ります。

メディエ・デル・カンポのお城

↑とても立派なお城です。が、華かやさはありません。まだイスラム勢力がイベリア半島に残り、従って戦いが続いた日々の、実用的なお城ということです。後世の宮殿化した美しいお城の方がそりゃー観光客うけは良いでしょうな。

イサベラ女王の銅像

↑イザベラ女王の銅像というか、アメリカ発見の碑というか。コロンブスの後援者ではあったので外れではないでしょうが、コロンブスの遥か以前にバイキングがアメリカの地に到達としていたとも言われているので..... まっ細かいことはいいっか(細かくもない気がするけど)

などと、観光客として一応は街を見て回りましたが、教会に城、ローマ遺跡にガウディ設計の建築物と、あれこれ見て回ってかなり流しに入っている身としては、それよりも楽しかったのは街の広場で地元の人達が開いていた市でした。正しく地元の物産が持ち寄られていましたが、よくいうところの無農薬や無添加がむしろ当たり前、それほど特別なものがあるわけではありませんが、蜂蜜やジャムなど瓶詰めで持ち帰りに便利なものもありますから旅の最後のお土産探しにうってつけです。
ところで、そのお土産ですが、いつも悩むのが男向けの品です。
女性ならば喜んでくれそうな品も沢山ありますが、何しろ男へのお土産となると何を買えばいいものやら。そうは言っても会社の上司は無視、男の友人といっても普段からよく顔を合わせるのはほんの一握り。会社の仲間以外は滅多に合う事も無い、思えば人付き合いなど寂しい現代社会、私もその一員なのだとつくづく思わされるのがこんな時です。
旅行から戻ったらまた会社だな、仕事だな。そんなことを想ってしまうのも、また旅の終わり。哀しいような、でもまあそれが当たり前という諦めといいましょうか。あくまでも高く広がる空を見上げ、一人、心の中で呟くのでした。

そして、一路、大都会マドリッドへ。


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